HANAPEUPEU CACAOBAR
ユーザーズマニュアル
ハナププ カカオバーとは
チョコレートではありません。何も混ぜない自然栽培のカカオ100%。
御縁のある工房と地道に交流し、製造を依頼交渉取引する草の根ダイレクトトレード。
カカオはテオブロミン、カフェインなどの薬理作用がある成分を豊富に含んでいるので、一度に摂取する量には自分の体と向かい合って少しづつ様子を見て加減調整して下さい。
ひと欠片を飴を舐めるように味わうと体温でカカオバターがゆっくり溶け、カカオ本来の深い味わいが口の中に広がります。高カカオのものは苦みや酸味が強いものも多くて食べづらいものも多いようですが、このカカオバーは信じられないくらいまろやかでコクがあります。
一般的なチョコレートの主原料はカカオマス、カカオバターなどの脂肪分と砂糖ですが、安物にはトランス脂肪酸や人工甘味料などが使われています。
カカオの種子は発酵または乾燥、焙煎を経て皮と胚芽を取り除いて荒く砕くとカカオニブになり、さらに磨砕して押し固めたものがカカオマスに、それを圧搾した脂肪分がカカオバター、圧搾して残った塊を粉砕乾燥させると、カカオパウダーになります。
カカオバーはバナナの葉についている常在菌によって自然発酵させ、カカオ納豆と呼ばれるくらい発酵中は納豆のように粘りがあり、酢酸菌、乳酸菌、酵母も発生する発酵食品なのです。
焙煎したカカオの種子から外皮だけを取り除き、極限まで磨砕したものを型に入れて流して固めたものであり、チョコレートの融点は27度あたりで調整されている為に溶けやすいですが、カカオバーの場合は37度で溶け難く、暑い夏季でも冷暗所であれば保管しやすいものです。
カカオのポリフェノールの量は圧倒的に高く消化吸収も早いです。
何も足さず何も引いていない、ありのままのカカオを感じてお楽しみください。
純度の高いカカオバーは酸化腐敗に強く消費期限は3年に設定していますが、長期保管しているとワインやチーズのように熟成していき、味がまろやかにコクが出て来る楽しみがあります。
ちなみにハナププとは、カカオ生産地の方言で「大丈夫」という意味です。
カカオバーの楽しみ方
まずは一欠片くらいを飴のように舐めてゆっくり溶かし、じっくり味わってみてください。
カカオの感じ方には個人差があるので、自分の適量を感じ取る事で最大のポテンシャルを得ることが可能になります。
一欠片を半分に食べやすくカットして、小さな容器に入れてサプリのようにして
いつでもどこでも携帯して生活の中で少しずつこまめに取り入れることが秘訣です。
カカオバーは食べ物でも飲み物でも、どんな食材にも風味がマッチする万能調味料としてお楽しみ頂けます。
削る
ヨーグルト、スムージー、サラダ、スープ、ホットケーキやトースト、おにぎりや天ぷらなどのトッピングに。
ナイフやチーズ用のグレーターやおろし金を使うと簡単に削れます。
溶かす
ドリンクやスイーツの材料、ケーキやパンの生地に。
甘酒や豆乳、珈琲やお茶、日本酒やワイン、お酒をベースにしたドリンクに。
混ぜる
カレーやシチュー、煮込料理などのコクだし、ソースやドレッシング作りに。
カカオのもつ薬効を損なわない為に高温で炒めたり沸騰させたりしないようにお勧めします。
黒糖や天日塩、ナッツやドライフルーツ、チーズなど相性が抜群です。
品質について
純度100%のカカオバーが溶けだす融点は37度位です。
一般的なチョコレートは、口どけをよくするために油脂、乳製品、甘味料など添加して27度位に融点が調整されていますが、カカオバーはチーズやワインのように時間の経過とともに熟成して美味しく変化していく発酵食品です。
30度を超える高温の環境下では表面がマーブル模様になることがありますが、カカオの油脂成分が表面に浮き出て冷え固まるナチュラルアート現象であり、カカオフラワーという愛称で呼ばれている、混ぜ物がない純度100%の証なので、問題なく安心して純粋な自然の味をお楽しみください。
推奨温度について
カカオの油脂成分が緩くなる30度あたりが適温で、柔らかくて食感よく味も香もよく立ちます。
冷えるほどに固くなり旨味を感じにくくなりますが、温めたり削ったりお好みでお楽しみ頂けます。
カカオバーの味わい温度
何も足していない純粋なカカオバーは温度によって変化する風味、香り、食感を楽しめます。
味わい温度を参考にしてカカオの繊細な味わいを五感を澄ませ感じて下さい。
常温0℃ 以下
氷のように固く冷たくなかなか溶けない。
最初は味は感じられず、温まって溶けだすと共に、先ず苦味を少しずつ感じ、徐々に旨味とコクを感じる。
常温3℃~10℃
飴のように固く口に入れてもすぐ溶けず味は感じられない。
徐々に苦味を感じ、温まって溶けだすとともに旨味とコクを感じるようになる。
常温 11~20℃
飴のように固く口に入れてもすぐ溶けず味は感じられない。
徐々に苦味を感じ、温まって溶けだすと共に、旨味とコクを感じるようになる。
常温 21~27℃
一般的なチョコより固く、口に入れてもすぐには溶けない。
徐々に苦味を感じ、温まって溶けだすと共に、旨味とコクを感じるようになる。
常温 28~30℃
一般的なチョコの固さ、まろやかな味わいでナッツのような風味で、とろり滑らかな口どけ。
常温 31~35℃
生チョコのようなしっとりした柔らかさ、苦味だけでないまろやかな味わい、
ナッツのような風味で、とろり滑らかな口どけ。
常温 36~40℃
溶け崩れる寸前の状態、カカオの甘い香りが立ち始める。
ナッツのような風味で、とろり滑らかな口どけ。
常温 41~45℃
溶けてハニーのようなペーストの状態、カカオの甘い香りが強く立つ。
ナッツのような風味が細胞に絡みつくような濃厚な味わい。
長期保管について
水気と外気、直射日光の当たらないストレージ、押し入れやタンス、蔵やワインセラーのような涼しい冷暗所での保管がお勧めです。
冷蔵庫で保管される場合、結露、湿気によるカビ等発生、異臭の原因など品質が損なわれる可能性があるので、常温に戻してから開封するなど、水気に注意して保管してください。
カカオに関する一般常識と雑学
カカオには食物繊維、ビタミン、ミネラル類もとても豊富でスーパーフードと呼ばれ、じつは江戸時代には薬として、精力剤、滋養強壮剤の原料にされていたこともあるのです。
カカオの主な効能
・強い抗酸化作用で老化防止
・血圧低下(血管拡張)
・動脈硬化予防(悪玉コレステロールの抗酸化、善玉コレステロールを増やす、血液さらさら)
・美容効果(活性酸素除去)
・アレルギー改善・脳の活性化(脳の栄養BDNFに働きかける)
・便通改善
ポリフェノールの強力な抗酸化作用
体の酸化はシミ・シワ・くすみなど肌荒れ・白髪など老化現象・免疫力が落ちる・脳の神経細胞の損傷 を起こすだけでなく、 生活習慣病・動脈硬化・ガン・肝疾患 などの原因にもなりますが、それらの防止にポリフェノールが有効と言われていますが、カカオには豊富に含まれています。
虫歯予防にもポリフェノール
ポリフェノールには虫歯の原因であるミュータンス菌を抗菌したり、歯周病の膿や腫れなどを予防する殺菌作用があり、歯周病菌を殺菌することで口臭の予防にもつながると言われています。
便通改善
カカオは腸内の善玉菌を増やした便通を改善する効果があると言われています。
ハイカカオチョコレート入り培養液と、ハイカカオチョコレートなしの培養液でビフィズス菌BB536を培養したところ、ハイカカオチョコレート入り培養液では8時間後に同菌の数が29倍に増加。ハイカカオチョコレートなしの培養液ではほとんど変化しなかったそうです。
またカカオプロテインは難消化性の物質で、食物繊維も豊富。小腸で消化吸収されず、大腸に届き、便の基材となってかさを増すことができます。また、腸内細菌の餌となり腸内フローラを変化させることで、整腸作用を及ぼし、便のかさ増し効果と整腸作用による「便通改善」の効果が期待できると言われています。
テオブロミンについて
テオブロミンは、カカオに含まれているアルカリに似た化学物質で、1878年にカカオの豆から発見され、生理作用、薬理作用が期待できることがわかり、のちに血管拡張薬、利尿薬として医療現場でも使用されるようになりました。
脳を活性化させるので集中力や記憶力を高めると注目され、不足してしまうと、物事の判断が鈍ってしまうことがあるため、ある程度の量の摂取が必要といわれています。
カカオに多く含まれているので、普段の生活からも手軽に摂取することができます。
テオブロミンの呼び名はギリシャ語で、神様(theo)の食べ物(broma)といわれているカカオの学名Theobromaからきています。
テオブロミンがもたらす効能
テオブロミンは、血管拡張、気管支拡張、利尿、性感染症(梅毒)の治療薬で使用され、摂取後約2時間で最大血中濃度に達し効果を発揮します。成分はゆっくり体内に吸収されていくので効果に関しても時間をかけて穏やかに現れます。ほかにも様々な効果があるので紹介します。
血行促進
血管拡張の作用により身体全体の血液の流れが改善し、体温も上昇するので代謝率がアップします。また性器周辺の血管も拡張されるので勃起力のサポートをするといわれ、現在は性機能を向上させるサプリメントにも配合されています。
さらに肌のターンオーバーが活性化するのでコラーゲンも生成されやすくなりアンチエイジング効果が期待できます。 身体への効果は多く、ほかにも下記の効果が期待できます。
・血圧安定
・体内の脂肪減少
・冷え症の解消
・むくみの解消
・動脈硬化の予防
・脳梗塞の予防
・心筋梗塞の予防
・生活習慣病の予防
・高脂血症の予防
・気管支拡張作用
テオブロミンは気管支を拡大させ、咳を鎮める作用や、喘息緩和にもよいとされています。
利尿作用
過剰にテオブロミンを摂取してしまうと興奮作用が高まり利尿作用が働きます。利尿作用は体外にウイルスを排出するので、風邪をひいた際の頭痛や解熱に対し効果的です。
脳の活性化
脳内物質のセロトニン(別名、幸せのホルモン)の働きを助ける効果があり、脳が活性化されることで緩やかではありますが覚醒効果や、自律神経の調整が期待でき、リラックス効果もありますが、性的刺激に敏感になり、性感が高まるといった効果も現れるので、媚薬に配合されていることがあります。
主に下記の効果が期待できます。
・集中力アップ
・記憶力アップ
・気力アップ
・思考力アップ
・ストレス軽減
・食欲抑制
・心拍数増加
・スムーズな入眠
テオブロミンが必要な人
下記に該当する人はテオブロミンを摂取することで改善、解消することができます。
・身体が疲れやすい
・最近判断力が鈍ってきた
・血流の流れが悪い
・性機能が減退してきた
・緊張しやすい
・イライラしやすい
・冷え性である
・むくみやすい
・自律神経を整えたい
・テオブロミンの副作用
とくに副作用は報告されていませんが過剰に摂取した場合に下記の副作用がおこる可能性があります。
・興奮作用により不眠
・筋弛緩作用により手の麻痺、震え
・肝障害
・頭痛
・目眩い
・喘息
・吐き気
テオブロミンの注意点
・子供が摂取しすぎると興奮状態を招く可能性があります。
・ペットが届かない場所で保管してください。
ペットに対しての注意点
人間にとってテオブロミンは身体に害を与えるほどの量ではありませんが、ペットを飼われている人は注意が必要です。ネコに関しては甘いものが苦手なので口にする危険性はかなり低くなりますが、犬が口にした場合、テオブロミンの代謝速度が遅く中毒症状を起こす可能性があります。
主な症状は心拍の乱れ、脱水症状、消化不良が報告されており、悪化した場合は発作が起こる可能性があります。ペットを飼われている人はペットがテオブロミンを口にしないように気をつける必要があります。
テオブロミンの注意点
以下の内容にあてはまる人は、摂取に注意が必要です。
使用前に一度医師に相談をし、問題ないか確認する必要があります。
・過去に医薬品を使用してアレルギー症状が出たことがある人
・気管支拡張剤を使用中の人
・現在医薬品を服用中の人
・妊娠中、授乳中の人
過剰摂取は消化不良や不眠、利尿作用を促進すると言われているので
自分自身の適量を見極めながら少しづつ様子をみて食べることをお勧めします。
松果体の活性化
松果体とは第三の目ともいわれ、その99%がケイ素でできており、直観力が磨かれ想像力が豊かに五感が敏感になるといわれており、その松果体を活性化させるのには、シリカとテオブロミンが有効であり、幸福感を感じるセロトニンやアナンダミドなどが脳内で分泌されていることが解明されてきています。
セロトニンに影響を受け分泌される成分
アナンダミド
セロトニンと同じような働きをする。
フェニルアセトアルデヒド
植物の精油にも含まれる天然芳香成分で、エンドルフィンを分泌させる。
フェニルエチルアミン
恋をしたときに脳内で分泌される、別名「恋愛ホルモン」で、心をウキウキさせてくれる。
カカオの摂取で幸福を感じ、ストレス軽減になるのはこういった理由があり、媚薬として使用されているのも、こういった成分によります。
バナナにはシリカが含まれているので、松果体活性にはチョコバナナがおすすめ。
ちなみに白砂糖や医薬品・化学物質(フッ素)電磁波・添加物・農薬・ワクチン等は松果体の石灰化に繋がるそうです。
カカオは生食がいい?焙煎は薬効が落ちる?
米国ペンシルバニア大学より、生のカカオは中毒性が強く、肝臓腎臓に刺激を与える物質が含まれていて、長期的に摂取すると暴力的になり、性的機能障害や不眠症、めまい、無気力感やうつやパニックなどの原因を作る。
カカオ豆を焙煎するときにその温度や時間を調整することで、保存性が高まるだけでなく、健康に良い生理活性物質や抗酸化物質が増加するとの研究結果が報告されています。
またカカオの油には有害物質が含まれていて体内に詰まりやすく、それを消化するために体に負担がかかり、野生動物にカカオを食べさせると死亡したり寿命が縮まります。カカオ発祥の地である南米の先住民たちは、生カカオを薬や儀式などで使用し、常食することはないそうです。
カカオは栄養豊富で様々な効能がありますが、何事も食べ過ぎは良くないようです。
また焙煎することにより、1000種類以上の香味物質が生まれ、甘いチョコの香りになります。
焼いても残る最強善玉菌
耐熱性の芽胞を形成する菌には、善玉菌の酪酸菌や、フラットサワー菌の一種であるバチルス・コアグランスなどがあります。
【耐熱性の芽胞を形成する菌】
酪酸菌:芽胞という構造を持ち、強力な胃酸を浴びても生きたまま腸に届くため、「最強の善玉菌」とも呼ばれます。
バチルス・コアグランス:生育環境が悪化すると芽胞と呼ばれる耐久型(耐熱性・耐乾性・耐薬品性)の細胞を形成します。嫌気条件下で糖を分解して乳酸を産生する乳酸菌でもあり、「生きて腸まで届く有胞子性乳酸菌」としても良く知られています。
【耐熱性菌の総称】
芽胞を形成することで、熱をはじめ、乾燥、化学薬品等に対して耐性のある菌の総称を「耐熱性菌」といいます。
【善玉菌の種類】ビフィズス菌、酪酸菌、バクテロイデス菌、ルミノコッカス菌、 アッカーマンシア菌。
高カカオチョコは腸内で善玉菌を増やす
このところ、腸内フローラ(腸内細菌群)に対する注目が高まっている。腸内フローラは全身の健康に大きく関わり、太った人や糖尿病の人に共通する悪玉菌もいるという。そんな中、大手食品メーカー明治と帝京大学は共同で「チョコレート摂取による腸内環境改善効果の探索的研究」を行い、高カカオチョコレートの摂取が腸内フローラに与える影響を調べた。9月29日、東京都千代田区で行われた研究成果発表会の内容をお届けしよう。
https://www.nikkei.com/nstyle-article/DGXMZO08495950Y6A011C1000000/
古代マヤ文明とカカオ
今から2600年前、マヤ文明ではカカオがすでに飲まれており、カカオに水、蜂蜜、チリペッパー、コーンミールなどを混ぜて泡立つドリンクを作っていたようです。
メソアメリカ(今のメキシコから中米)では3900年前ともいわれており、最古の痕跡のオルメカ文明は紀元前1500年で本来、カカオを体内に摂り込むという行為は、特別な儀式や祝辞の前におこなわれる神聖で重要な要素だったようです。
カカオとスピリチュアル
科学的にも、カカオは幸福感をもたらす神経伝達物質「アナンダミド」を含有する唯一の食材であり、人を夢中にさせる愛の媚薬ともいわれ、占星術では金星を満たすといわれている食べ物ですが、そんなチョコレートの原材料「カカオ」が、欧米諸国より様々な形で注目されれ、世界中に大流行しています。
歴史上、最も古いヒーリングは、シャーマニックな儀式によってもたらされていたと言われていますが、そのひとつに「カカオ」を使ったものもあったようです。
カカオは、大地のエネルギーをたっぷりと含んだ食べ物で、古代マヤ文明のあった中央アメリカの原住民たちは、カカオに四大元素「地・風・水・火」のスピリット(精霊)が宿っていると信じられ、神の食べ物であるカカオを取ることで、エネルギーバンランスが整い、健康になれると信じられてきました。
ハートが開くと、自己の奥にある囁きのような小さな声が聞き取れるようになり、それが不要なブロックやトラウマ、価値観を手放す助けとなり、本当の自分に繋がり、自分らしさやビジョンが鮮明になるなど、さまざまな内側の変化をもたらしてくれる、まさに神の力が入っている食べ物ではないでしょうか。
当時には、とても貴重で効果的な生薬として食されたり、儀式に使われるだけでなく、貨幣の代わりとして等価交換にも利用されていたくらい保存に優れ、信用価値の高いものでした。
カカオの学名「Theobroma」は「神 (theos) の食べ物 (broma) 」を意味します。
不安や恐れを解放し、自分の本質と繋がる時間、音楽や瞑想、インナーワークを用いて、自分自身の深い部分に繋がることをカカオさまがサポートしてくれます。
進化するカカオセレモニー
ヨガやスピリチュアルワークをする人達が、仲間との集まりとして、またワークショップとして、カカオセレモニーを現代に再び持ち込み、じわじわとブームが広がって来てます。
参加者で円を描くように座り、丁寧に調合されるカカオドリンクを祈祷師が振る舞います。
マヤの人達は火を焚き、それを中心に円を作って儀式を行っていましたが、現代のカカオセレモニーでは、キャンドルを灯しタロットカードをひいたり、新月や満月といった星の話しをしたりしながら、お互いの言葉をシェアし、温かな繋がりを感じる場となっています。
本格的なものであれば、クリスタルや花を飾ったり、香を焚いたり、自然のエネルギーを繋がれるような神聖な雰囲気作りをして、儀式全体を華やかに演出し意識の高揚を図ります。
「現代の女神たちの集会」といった神秘的な様子に興味がそそられ、これからさらに人間社会で必要とされ浸透していくのではないでしょうか。
秘儀カカオエネマ
古代マヤ人たちは、神に近づくために麻薬や酒を摂取していた。
飲んでいたのは「バルチェ」と呼ばれる木の樹皮を発酵させてできる液体とハチミツの飲料などですが、早く酩酊するために肛門から注入していたとされて、壺や彫り物などの造形物、壁画などに浣腸が行なわれている儀式の様子を表す絵が各地で多数残されています。
座薬には肛門座薬と膣座薬があり、直腸から直接吸収されるため肝臓にダメージを与えず胃腸障害が少ない、臭いや味が気にならないなどの優れた利点があり、坐薬の成分の90%が1時間程度で吸収される。つまり座薬は「身体に優しい薬」なのです。
現代でも座薬などの原材料の一部としてカカオバターが使われています。
それはカカオバターが人肌の温度で溶け出して有効成分を体内まで運ぶ性質があるからです。
この歴史的事実を知る前から、カカオーバー生みの親である三浦氏は直感で、珈琲にはコーヒーエネマと呼ばれる浣腸療法が既に存在していたので、行き当たりバッタリ、カカヲさまのお導きで、カカオバーを座薬状に削って、肛門より装填して活用する世界初のカカオエネマを独自に開発して楽しんでいたのです 。
そして、、、
肛門日光浴Xカカオエネマ
短編映画「サンライズ・ヴァイブレーション」
公式サイト http://sunrise-vibration.com
この作品の発案から構想、プロデュースし主演までしたロックバンド
Frying DutchmanのLee Tabasco氏も
御縁あってカカオバーを上から下からディープに愛用している仲間であり、カカオエネマX肛門日光浴の融合で、さらなる領域の探求を供に楽しんでいます。
HANAPEUPEU CACAOBAR 誕生物語
ハナププカカオバー開発者のTAKAが、カカオに出逢うきっかけになったスマトラ大津波10周年追悼式典、飛び入りプロジェクトの立ち上げ発足。
噂に聞いて初めて訪れた1990年雨季のバリ島から一瞬で開眼し、インドネシアで最高の波を求めて毎年訪れ、島々を彷徨い続けてから6年後、この地に初めて辿り着き、
直ぐに運命的なものを感じ、その後は毎年欠かすことなく、最高の波が来るシーズンの数ヶ月の間住み込んで、波を待つようになって8年後、御縁の深い地に押し寄せた、想像を絶する規模の大津波で全てが吹っ飛んだ。
その大津波から10年後に当たる、2014年12月26日に盛大な追悼式典が開催されると知ったTAKAは、色々思うことがあって、金品などの物質的支援以外で、何か現地に貢献出来る事がないか?と、長年ずっと模索していたので、なんのコネもないのに思い付きで飛び入り参加することにしたら、
奇遇なことに、当時近所に居座ってるサーフジャンキーのヒッピー日本人ということで興味を持たれて、プライベートビーチ付きの豪邸にご招待してくれてから親交のあった、1980年代に在日インドネシア大使館で観光局長を務めていた王族ファミリーのハッサンと、
その幼少期に10年間過ごして日本語がペラペラな友達ヘカの消息が、津波後にリバーサイドで広大な庭園の宿をオープンした、王族ファミリーの主人サムにたまたま氣に入られて、格安でキッチン付きのコンドミニアムにお世話になってたら判明し、津波以後途絶えていた彼と連絡が取れて相談したら、
なんとたまたま追悼式典の実行委員会代表に、ヘカの弟であるトミーが任命されてて、ヘカが長男のパンリマに連絡を取ってくれて、一緒に事務局へ行ってお願いしたら、追悼イベントの参加許可と、金銭面以外のサポートの約束を得ることが出来ました。
それからは勢いだけで、日本中のアーティストで、僕の思い描くイメージに合いそうな方々に声掛けしまくり、殆ど相手にされませんでしたが、奇跡的に集まって頂けたメンバーで、ミニアースデイ的なエコ&アートイベントを開催。
現地関係者の皆さまから好評価をして戴けたのですが、すっかり燃え尽きてしまい、抜け殻のようになり、これからどうしようか途方に暮れていた時に、もはや必然的に導かれて、現地で素晴らしいカカオと珈琲豆に同時期に出逢うことができました。
たまたま友達に誘われた現地観光促進イベントで、日本の国際支援団体の協力で立ち上げられた工房の御当地チョコを発見してしまい、すぐさまバイクで現地へ出向き、直接交渉して譲って頂いたカカオと、それとは別の御縁で出会った家族経営のスペシャルな秘境珈琲農園まで直接バイクで行き、うるるん滞在して譲って頂いた最饗のスペシャリティ珈琲豆を日本へ一緒にワクワクお持ち帰り。
最初は軽の箱バンで寝泊まりしながら行く宛なく、手探りで徘徊しはじめて、カカオの紹介と無料のコーヒー焙煎ワークショップからはじめましたが、何故か成り行きで焙煎音ライブ&カカオでのエナジーボール作りワークショップに少しづつ進化し、辿り着いたハナププ式珈琲&カカオセレモニーで全国規模で、毎年半年以上掛けて150件くらい徘徊するまでに至りました。
珈琲セレモニーは⽣カカオを皮ごと食すところからはじまり、ワークショップは乳鉢で摺り潰して、蜂蜜や⿊糖、スパイスやドライフルーツを混ぜてエナジーボールにしたり、試行錯誤の日々。
次第に珈琲セレモニーが大好評で忙しくなり過ぎ、カカオのワークショップや紹介までする余裕がなくなり、⽣カカオの輸入も規制が厳しくなる中で、素晴らしいポテンシャルを秘めた物であることを全国を巡ってライブで体感する事が出来ました。
色々探求した結果、ハナププのカカオを効率よく楽しむ方法として、最響の味と香りに焙煎してチョコレートの滑らかさになるまで、じっくり機械で挽いて固めただけのカカオバーが誕⽣。
それからさらに細かい改良を続けて2年が経過して、ようやくカカオバーが誕生、製品化して正規輸入販売に漕ぎ着けました。
現地チョコレート工房のボスに初対面した時に、いきなりチョコレートじゃなく⽣のカカオを譲ってくれという要望に
「こんなもの誰が食うんだ?」
と呆れられつつも、日本の支援で夢が実現した御縁の工房だったこともあり、時間を掛けて根気よく交流を重ねて、なんとか説得して懲りずに試作し続けて頂き、完成させる事が出来たものです。
現地チョコレート工房オーナーの想い
もともと私は普通のカカオ農家でした。農民が生産するカカオ豆が仲買業者に安く買い取られている事に長年疑問を感じて、2003年から自力でカカオの加工販売をしていました。
その翌年、スマトラの地震が起きてから5年後の2009年に、日本の某国際支援団体から復興自立支援協力があり、チョコレート工房を立ち上げる為の支援を受けることになり、
私たちはトレーニングを受ける為、ジャワ島のスラバヤに送られて、コーヒー&ココア研修センターでチョコレートの加工について学んで独立開業することが出来ました。
現地チョコレート工房について
スマトラの大津波が起きてから5年後の2009年に、日本の某国際支援団体から復興自立支援を受けて、機材を調達してチョコレート加工を学び、独自に開業された工房です。
2011年にはインターナショナルカカオアワードの審査員であり、カカオハンターで有名な小方真弓さんを招いてカカオの発酵をしっかり学んでいます。
小方真弓さんの主な経歴
2009年よりINTERNATIONAL CACAO AWARD(COCOA OF EXCELLENCE) 審査員
2012年INTERNATIONAL CHOCOLATE AWARD ヨーロッパ予選審査員
参照ページリンク
https://r-tsushin.com/premium/ogata5.html